もう寝て!赤ちゃんの背中スイッチを発動させない方法は?
カテゴリー:赤ちゃんの寝かしつけ
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Contents
赤ちゃんの背中スイッチとは
赤ちゃんを抱っこで寝かしつけた後、ベビーベッドやベビー布団におろそうと背中をつけた瞬間にギャン泣きで起きる事があります。
これが背中スイッチです。
苦労して抱っこでようやく寝かしつけたと思って布団におろしたら泣く→抱っこで寝かしつける→布団におろす→泣く→抱っこの無限ループです。
慣れない育児で疲れきっているお母さんには本当に辛いです。
特に夜中は背中スイッチが入る度、全く眠れず、次の日の育児も家事も手につきません。
昼間は旦那さんや親に寝かしつけを頼めても、夜中はほとんどお母さんが寝かしつけをするという家庭も多いのではないでしょうか。
私もこの背中スイッチに何度泣かされたか。
とにかく早く寝て欲しい。
とにかく早く寝たい。
そんな焦りは赤ちゃんにも伝わり、余計にギャン泣きの嵐でした。
一晩中抱っこで過ごした日も何度もあります。
今だから言えますが、寝不足になり過ぎて失敗した事もあります。
ほとんど夜中寝ていない状態で朝6時頃に授乳しようと赤ちゃんを抱っこした瞬間床に落としてしまい、その時に「さすがにこれ以上はまずい」と感じました。
(その時は泣きながら緊急コールセンターに電話して事無きを得ました。その話はまた別の記事で。)
そのくらい深刻な寝不足に陥っているお母さんも少なくないと思います。
何とかこの背中スイッチを切れないか。
悩んだ末、自分なりに試行錯誤したりいろんな情報を集めたりしましたのでその対策をまとめておきます。
【背中スイッチ対策①】最後まで身体を密着させる
自分から赤ちゃんを離して、ベビーベッドや布団におろしていませんか?
赤ちゃんを布団におろす順番を変えてみて下さい。
①自分の身体を密着させたまま赤ちゃんの頭をおろして背中、お尻の順番でおろしてみて下さい。
②そして赤ちゃんが落ち着くまで身体を密着させたまましばらく待ちます。
③完全に寝たのを確認してからそっと離れます。
お母さんが密着しているとお母さんのぬくもりや心臓の鼓動を感じられて、赤ちゃんは安心します。
せっかく温かくていい気持ちで寝ていたのに、大好きなお母さんから突然引き離されてしまったら、それは不安になって泣きますよね。
赤ちゃんをベビーベッドに置いた後もしばらく身体を密着させておきましょう。
これはうちの子が1歳半になった今でも使っている手です。
【背中スイッチ対策②】横向きで背中トントン
①背中トントンで寝かしつけ
②赤ちゃんをベビーベッドに横向きにゆっくりおろします。
③おろした後も背中トントン
こうする事で、ベビーベッドにおろしてもお母さんが近くにいる安心感があります。
寝かしつけた時の体勢によってはすごく効果を発揮する事があります。
【背中スイッチ対策③】胎動音を流しておく
ユーチューブやアプリなどで胎動の音を長時間流してくれる便利なものがあります。
「胎動音流しただけで寝たら苦労しないよ〜」と思うかもしれませんが、我が家の赤ちゃんには効果てきめんでした。
もうこれがないと生きていけない!
と思うほどに。笑
テレビの砂嵐の音やドライヤーの音、ビニール袋のカシャカシャ音などが胎動の音と似ていると聞いた事がある人もいるかと思います。
それでも効果はあるのですが、赤ちゃんが寝ている間ずっとやっているわけにもいかないので、アプリや動画に頼りましょう。
慣れるまではお母さんが気になるかもしれませんが、私は普段から寝不足だったので何の問題もなく眠れました。
【背中スイッチ対策④】電気の明かりを少し明るくする
真っ暗な状態が怖いと感じる赤ちゃんもいます。
部屋の明るさを調整して少し明るくすると安心してスヤスヤ眠ってくれる事もあります。
備え付けの電気が明るさ調整できないものなら室内灯を買って調整するのもいいですね。
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【背中スイッチ対策⑤】諦める
諦める。これが一番重要。
何してもダメな時はあります。
そんな時は潔く諦めて赤ちゃんに付き合いましょう。
「今日もダメだった・・・」と落ち込んでばかりだと育児ノイローゼになる危険性もあります。
うちの子は電気を消してもギャン泣きしていたので、一晩中電気をつけっぱなしで抱っこしていた事もあります。
今思い返しても辛かったなぁと思います。
今まさに寝かしつけをしながらこの記事を見ている方がいれば、お伝えしたいのが、「大変な時はいつか終わる!」です。
私も当時は「早く寝てー!」と必死でしたが、あっという間でした。(辛かったですが;)
だから頑張って!とは言いません。
だってもうきっとすごく頑張っているからこの記事にたどり着いたんだと思います。
あまり頑張りすぎず、たまには落ち込んだりうまくできないダメなお母さんになったっていいと思います。
無理せず、ゆっくり、楽しく育児していきましょう。
あとで振り返った時に、きっといい思い出になるはずです。