出産時の呼吸法はどうやるの?出産直前に慌てないために!
カテゴリー:呼吸法
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出産時の呼吸法はどうやるの?
「ヒッヒッフー」という呼吸法、ラマーズ法は一番有名で知っている方も多いと思います。
しかし、意外とラマーズ法以外の呼吸法を推奨している産院も多いようです。
私の出産した産院はラマーズ法ではありませんでした。
今回は私が実践した呼吸法をご紹介します。
ご注意
はじめに注意書きしておきますが、私が出産した産院での呼吸法なので、こんな方法もありますというご紹介です。
先生が会陰切開するタイミングや助産師さん、看護師さんが赤ちゃんを引き出すタイミングなどは呼吸法と連動しています。
陣痛初期は自分のリラックスできる呼吸で、分娩室に入ってからの出産時には産院の先生や助産師さん、看護師さんの指示に従って下さい。
私が行った呼吸法
上手に呼吸ができると、不思議な事に陣痛の痛みが和らぐように感じます。
母親学級で教わった呼吸法を出産時だけでなく、初期の陣痛から実践していました。
というのも、私がお世話になった産院は小さな産院で、初期の陣痛から看護師さんがほぼつきっきりでそばにいてくれます。
私が苦しそうな表情をすると、背中をさすりながら
「大丈夫だよー、ゆっくり息を吐いてーー、全部吐いたら大きくゆっくり吸ってーー」
と声をかけてくれていたからです。
自分一人では痛くて怖くて呼吸法なんてできなかったかもしれません。
陣痛は夜中に始まる事が多いそうなのですが、私も例に漏れず夜中の2時くらいから陣痛が始まりました。
夜中に一人で、しかも慣れない場所で今までに感じた事のない痛みに堪えるのはなかなか酷です。
多くの産院では助産師さんや看護師さんがつきっきりというのはあまりないかもしれません。
呼吸法を知っているのと知らないのとでは気の持ちようが違うので、この記事を読んで呼吸法について知ってもらって少しでも安心して出産に臨んでもらえれば嬉しいです。
呼吸法のやり方
まずは落ち着いて、呼吸を整えます。
痛いからと叫んだり騒いだりしては余計に痛みが増します。
大丈夫、しっかり呼吸法を実践できたら痛みは和らぎます。
出産前の陣痛時の呼吸法
息を大きくゆっくり吸って、
ゆっくりと力を抜きながら息を吐きます。
これだけです。
書くのは簡単ですが、実際は痛みで呼吸が乱れるのでこれだけの事が難しいのです。
出産時の呼吸法
大きく息を吸い、ゆっくり吐く。
これを3回繰り返します。
1回目、2回目はいわゆる「いきみ逃し」と言われるものなので、いきまず、呼吸のみ。
3回目で思いっきり酸素を吸い込みます。
赤ちゃんに酸素を供給してあげるイメージです。
そして「フーーーー」っと力まずに息を吐き出します。
この時に自分のお腹を見るように丸くなりながら息を吐きます。
リキむというより逆に息を吐いて力を抜くイメージです。
「え!リキまなくていいの!?」
と思うかもしれませんが、リキむとお腹の赤ちゃんに酸素が行き渡らなくなり赤ちゃんの心拍が下がり危険です。
リキまず、落ち着いて力を抜いて、ゆっくり深く呼吸する。
これがコツです。
まとめ
ただそうは言っても本番はなかなか難しいので、事前にイメージトレーニングしておくといいですね。
私はビビりなのでかなり練習しましたσ(^_^;)
本番は痛すぎて意識が朦朧とするので頭で考えてというより身体で覚えていたから実践できたのかなと思います。
母親学級で呼吸法を教えてくれる産院もあります。
不安があれば産院の方に聞いたり一緒に練習してもらうのも手でしょう。
リラックスした呼吸法で出産に臨めば赤ちゃんも頑張って出てきてくれます。
「痛いのはもうすぐ赤ちゃんに会える合図だよ。今赤ちゃんも頑張ってるからね!」
そう看護師さんが励ましてくれたのを鮮明に覚えています。
出産は産婦さんだけでなく、赤ちゃんも頑張っています。
頑張ってこの世に生まれてこようとする赤ちゃんがスムーズに産道を通って来られるように、まずはお母さんが落ち着いて、ゆっくり呼吸を整えて、赤ちゃんにたっぷり酸素を送ってあげましょう。
終わりのない陣痛はありません。
出産、頑張って下さい!