産後休暇・育児休業を終え、仕事と育児を両立するwebデザイナーが初めての子育てに役立つ情報を発信していく妊娠・出産・育児ブログです。ベビーグッズの紹介や産休期間に体験した痛みや悩み、妊娠・出産・育児にあたって準備した方がいいもの、赤ちゃんと一緒でも楽しめるお出かけスポットなどを紹介しています。たまにwebお役立ちブログ。
公開日:2017年11月29日
最終更新日:2018年3月27日

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清浄綿はいつまで使う?

清浄綿
これは産院の方針や地域によっても違いがあります。

私が出産した産院では清浄綿を推奨していました。

なので、出産のための入院に備えて大量に購入しましたし、入院中も授乳後は念入りにふき取っていました。

人によって違うかもしれないんですが、母乳のにおいって「むわっ」って感じしませんか?
私は今まで自分に感じた事のないにおいだったので余計に気になって、とにかく綺麗にふき取りたい!という感じでした。

入院中はお風呂にも入れませんしね。

そのため特に疑問もなく退院までずっと使い続けました。

退院~1ヶ月

退院しても自宅で毎回ふき取っていたので清浄綿をたくさん使いました。

小さいサイズを購入してもすぐになくなってしまうのでお徳用パックの大容量を購入して使っていました。

そんな中産後1ヶ月が経ち、地域の保健師さんが家庭訪問に来る時期になりました。

産後の経過を見たり、赤ちゃんの身体測定を行ったり、話を聞いてもらったり。

途中までは静かにしていた赤ちゃんが授乳の時間になりギャン泣きし始めて、保健師さんが「おっぱいあげていいですよ~」と言ってくれたのでお言葉に甘えて授乳し、いつものように清浄綿でおっぱいをふき取って・・・。

その光景を見ていた保健師さんが

「いつも清浄綿使っているんですか?」

と聞かれたので

「いつも毎回授乳後使ってます。」

と答えました。

保健師さん「まぁ賛否両論なんだけど、今は清浄綿はあまり使わない方がいいっていう傾向になってきつつありますね。」

私「そうなんですか!!産院で使うように言われたんですが・・・」

保健師さん「古くからある産院はそういうところもあります。でも最近の研究で母乳をふき取らない方がいいとされてきています。」

だそうです。

なぜかというと、ママの汗やほこり、いろんな細菌などが乳頭にたくさん着いた状態で抵抗力のない赤ちゃんに吸わせることは危険!というのが昔は一般的だったのですが、ここ10年くらいではなんと真逆の「そのままの状態で吸わせたほうが守られ過ぎず抵抗力がついて強く育つ」という事らしいです。

「ちゃんと毎日お風呂入っていれば大丈夫です^^」

との事。

おっぱいの保護のためにも清浄綿は使わないほうがいい!?

なんと母乳は乳頭に膜を張っておっぱいを保護していたのです!

せっかく天然の保護成分で皮膚を守ってくれているのに、授乳前・授乳後に清浄綿できれいに拭き取ってしまったら乳頭の皮膚は膜を失って無防備な状態になってしまいます。

それだけでなく、とても乾燥してしまいます。

無防備になったおっぱい(乳頭)を赤ちゃんに一生懸命吸われると、乳頭損傷の原因になってしまいます。

実はこれで私は乳首がちぎれるかと思ったくらい痛い経験をしたのです・・・。
(余談ですがその時にピュアレーン100という赤ちゃんが口に含んでも大丈夫な塗り薬が大活躍してくれました。)

だから、清浄綿を使わず、おっぱいを保護してくれているママにも赤ちゃんにも優しい状態のままで授乳をした方がいいというわけですね。

「昔は清浄綿を使うのが当たり前だったから使った方がいいんじゃない?」という自分の母親や義母

自分の母親や義母が育児をしたのは20年以上前の話ですからね。

今は研究が進んでそういう風になってきているんだよ、ときちんと説明してあげる事も今後の育児を手伝ってもらう上で大切な事です。

昔とは違っている事もたくさんあります。

正解はないので試行錯誤しながらいろんな人と関わっていろんな経験をしながらいろんな方法で育てていければいいですね。

私も日々勉強です!
頑張り過ぎず、楽しんで育児していきましょう!

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この記事の著者

多胡祐子
webデザイナー。 産休・育休を取得。現在職場復帰してデザイナーをしています。ベビーグッズを調べたり購入したりのブログを書いてます。
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