産後休暇・育児休業を終え、仕事と育児を両立するwebデザイナーが初めての子育てに役立つ情報を発信していく妊娠・出産・育児ブログです。ベビーグッズの紹介や産休期間に体験した痛みや悩み、妊娠・出産・育児にあたって準備した方がいいもの、赤ちゃんと一緒でも楽しめるお出かけスポットなどを紹介しています。たまにwebお役立ちブログ。
公開日:2018年5月20日

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産後、悪露かと思ったらまさかの痔!?

とにかく痛い痔の対処法
産前産後は痔になりやすいと聞いた事がある人も多いのではないでしょうか。

私は今まで痔になった事がなかったので、何となく「痛そう」「恥ずかしそう」というイメージしかありませんでした。

産後すぐは悪露が2~3週間続きます。
(人によってはもっと長い場合もあります)

悪露による出血と、産後の体力の消耗で、産後しばらく動けず意識も朦朧としていて産後すぐは痛みを感じていなかった(それどころではなかった)ので、痔だと気づいた時の衝撃と痛みは半端じゃなかったです。

産後の痔の症状は?

私がなった痔は切れ痔でした。

症状としてはこんな感じです。

産後の痔はいつまで?期間は?

痔の程度や治療法にもよると思いますが、私の場合は完治までに1年8ヶ月かかりました。

最初の半年はかなりハードな痛みでした…。

【痔、激痛期間】産後すぐ~1週間

最初は悪露の出血と会陰切開による痛みかと思っていました。

2日目くらいに「あ、これ痔だ」と気づく。

産院では立っていても座っていても横になっていてもとにかく痛い!痛過ぎて眠れない!

そして困った事に、便秘3日目。

この痔の痛みに加えて便秘後のトイレに耐えられるのだらうか…。

いや、耐えられる気がしない。

とにかくナースコールだ。

プルル…

看護師さん「はい、どうしましたか?」
私「あの…ちょっと相談が…」
看護師さん「わかりました、すぐ行きます!」

そして私は洗いざらい話しました。

お尻がすごく痛い事。
便秘3日目である事。
このままでは固いう○ちが出て絶対痛いからビビっている事…。

こうして文章にしてみると何だか笑えますが、当時は本当に真剣に悩んでいました。

看護師さんは真剣に私の話を聞いてくれて、そういう風に産後は痔に悩んでいる人が多い事も教えてくれました。

出産でいきむ時に、力が入り過ぎてお尻が切れてしまう人は結構多いらしいです。

その話を聞いて、私だけじゃなかったんだーとものすごくホッとしたのを覚えています。

そしてそういう人達のために、その産院では身体に負担の少ない便秘薬を処方してくれるらしいです。

「応急処置的な感じだからたくさんは出せないんだけどね」とは言うものの、すごくありがたいです。

そのおかげか、次の日の朝、柔らかめのがするりんと出ました。

相談してみるもんですね。

【痔、激痛期間】1週間~半年くらい

赤ちゃんと一緒に無事退院。

これから我が家での子育てがスタートします。

そんな中、やはりまだ痔は治らない。

立っていても座っていても横になっていても痛い。

いったいこの痛みはいつまで続くんだろうと不安でした。

特に赤ちゃんの授乳や抱っこで座ったり立ったりする時の負担が大きく、私も赤ちゃんと一緒に泣いている日もありました。

ただ、今まで痔になった事がなかったので、出産による一時的なものだろうとどこか短絡的に考えていたところがあります。

そのため、この頃は座る時にドーナツクッションを使っていたものの、肛門科の受診や痔の薬を使うという選択肢が全くありませんでした。

産後すぐから始まった痔ですが、1週間が過ぎ、2週間が過ぎ、1ヶ月が経つと、私の不安は増していきました。

さすがに痛すぎるので市販の痔の薬(ボラギノールA軟膏)を購入しました。

痔について何の知識もなかった私は「♪痔っに~は、ボラギノール♪」というCMを思い出して購入したのでした。

詳しくは後述しますが、ボラギノールには注入軟膏タイプと固形タイプがあります。

私のおすすめは断然注入軟膏タイプです。

特に激痛期間は薬をおしりに挿入するのも痛いので、外から患部に塗れる軟膏タイプがとてもありがたかったです。

あと、薬局で購入するのが想像以上に抵抗があり、「この歳で痔なんだ」とか「女性なのに痔になるのか」とか店員さんや他のお客さんに思われてないかという疑心暗鬼にかられ、最初に行った薬局は全く購入予定のなかったお菓子だけ買って店を後にしました。

最初から通販で買えば良かったです笑

【痔、痛み・出血期間】半年~1年半くらい

半年後には当初の「何してても激痛!」という痛みは和らぎ、排便時と排便後にジンジンと痛む程度になりました。

とはいえ、まだ大量の出血があります。

排便時には便器の中は真っ赤。

さすがに半年経ってもこれは、本格的にやばいのではないかと思い、肛門科を検討しました。

痔が酷くなると入院や手術をしなければならないらしいと聞いての事です。

生後数ヶ月の赤ちゃんがいる中で、入院・手術となると自分はもちろん、赤ちゃんや周りの人も大変な事になります。

背に腹はかえられない!

とばかりに初めて肛門科を受診したのでした。

肛門科での痔の治療法

どんな治療法なのか、全く知識がないままとにかく受診しなきゃと駆け込みました。

まず待合室で待ちます。

病院にもよると思いますが、私が行った時は1時間くらい待ちました。

名前を呼ばれて診察室に入り、まず問診をします。

そんな感じでした。

次に触診です。

これがもうーー、嫌で嫌で。

カーテンで仕切られた部屋に案内され、ズボンを脱いで台の上に横になります。

お尻から指を入れて触診します。

切れ痔だから傷口を開く感じが泣き叫びたいほど痛むし、惨めな気持ちになる。

そして触診が終わったら「はい、異常なしです。お薬出します。」で終わり。

傷口開かれて薬出すだけなら市販薬で良かったし、もう二度と来ない!と思ってしまった…。
※病院によって違ったり先生によっても違うかもしれないので、あくまでも私個人の意見です。

痔は酷くなると入院・手術が必要になるらしいので、そうなると困る。

生まれて間もない子どもは誰が面倒見るの!?って感じだったので、今回念には念を入れて受診しました。

受診した意味はあったのかなぁ…と疑問です。

肛門科でもらった痔の薬(座薬)

これは固形タイプでした。

固形タイプはお尻に入れてから中で確実に溶けて効くので、チューブタイプよりも確実です。

ただ、私の場合はまだかなり切れている状態だったので、その状態で固形タイプを使うと傷口に当たって激痛だし、初めて使うからうまく入れなれないし、とにかく大変でした。

一応もらった分はなんとか使いきりましたが、次からはやはりボラギノールA坐剤(チューブタイプ)にしました。

これなら初めて使う人でも幹部に塗ったりできるので使いやすいです。

そして固形が溶けるまでの約30分間をもぞもぞと落ち着きなく過ごす事もないです。

固形タイプの座薬に抵抗がある人や痛みがある人はボラギノール、本当におすすめです。

これがなかったら私は産後の痔を乗り越えていけなかったんじゃないかと思います。

痔は女性にとってデリケートな問題の一つ。

痔って女性にとってはかなりデリケートな問題だから、なかなか人に言えないんですよね。

私も記事にするのにかなり勇気がいりました。

ただ、悩みを口に出してみる事で、周りが助けてくれたりアドバイスをくれる事があると知りました。

この記事を見た人に安心してもらえたり何か解決の糸口になるヒントを得てもらえれば嬉しいです。

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この記事の著者

多胡祐子
webデザイナー。 産休・育休を取得。現在職場復帰してデザイナーをしています。ベビーグッズを調べたり購入したりのブログを書いてます。
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