【中絶する前に見て!】お腹に宿った赤ちゃんをおろそうか悩んでいる人に見て欲しい記事。【※厳しい意見です】
カテゴリー:中絶について
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【中絶する前に見て!】お腹に宿った赤ちゃんをおろそうか悩んでいる人に見て欲しい記事。【※厳しい意見です】
女性にとって妊娠・出産は人生の中でも最大級のライフイベントと言っても過言ではなく、今までの生活が一変します。
子どもが欲しくて欲しくてようやく授かった人もいれば、予想外の妊娠に戸惑う人もいるでしょう。
「今は子どもは欲しくないけど妊娠してしまった」
「結婚する予定のない人との間に子どもができてしまった」
そんな人もいるでしょう。
そんな時、突きつけられる現実は「おろすのか、下さないのか」という選択です。
今後の自分の人生を考えたら「今回はおろして、次に授かったら産もう」と考える人もいるかと思います。
でもそれは違います。
次なんてないんです。
自分の妊娠は次があるかもしれませんが、そのお腹に宿った赤ちゃんは産まれてくる事なく、死んでしまいます。
「次があるよ」と励ます人が多いですが、私はそう思いません。
次なんてありません。
おろすにしても下さないにしても、その事実から逃げず、しっかりと向き合って下さい。
既にお腹の中の赤ちゃんは生きています。
日々成長しています。
おろしたら、その赤ちゃんとはもう二度と会う事はできません。
おろしたという事実を一生背負って生きていく事になります。
人の命はそんなに軽くありません。
よーーーく考え、考え、考え過ぎなくらい考えてもまだ、もっとよく考えて下さい。
毎日眠れないくらい考えて悩んで辛いかもしれませんが、人の命がかかっているのでそれだけ考えるのは当然の事です。
周りの人に相談する事も大事ですが、母親になるかもしれない自分と赤ちゃんの問題なので、最後に決断するのは自分です。
お腹の中の赤ちゃんは生きたくても「生きたい」と話す事ができません。
だからそれも汲んで自分で決めて下さい。
その赤ちゃんがひとり親家庭で育つ事になったとしても、貧乏だったとしても、障がいを持っていたとしても、産まれてきて良かったと思えるかもしれないし、そうでないかもしれない。
産んだから幸せになれるとは誰も断言はできません。
でも、産まれてくる事ができたら、この世の中にある楽しい事や綺麗なもの、美味しいものや好きな人に巡り会う事ができるかもしれません。
おろしてしまったら、おろされた赤ちゃんはお腹の外の世界を何一つ見る事、経験する事ができずに死んでいきます。
その赤ちゃんには、次なんてないんです。
【選択肢は中絶だけじゃない!】産んでも育てられない事情がある場合
ここまで厳しい事を書いてすみません。
おろそうか悩んでいる人にとって追い討ちをかけるような辛い言葉ばかりだったかもしれません。
でも、それだけ真剣に命について考えて欲しいという想いがあるので、あえて書かせて頂きました。
ここからは産みたいと考えている人にとって有益な情報をご紹介します。
世の中にはいろんな立場や事情の人がいます。
産みたいけど、病気などの事情で育てられない事もあります。
悩んでいるうちにおろせる時期が過ぎてしまったという人もいるかもしれません。
そんな時でも1人で悩まず、公共の機関に相談してみて下さい。
秘密は厳守してくれますし、すごく親身に相談に乗ってくれます。
電話で相談できる赤ちゃんホットラインや市役所などの相談窓口などがあります。
産婦人科で医師に相談する事もできますが、産婦人科は忙しい事が多いので1人の相談にそこまで多くの時間を割く事ができない場合もあります。
中絶の悩み相談は電話相談がおすすめ
人の目が気になるので、私の1番のおすすめは電話相談です。
母子手帳を発行してもらう際のアンケートに「不安である」旨記載すると、役所の職員から電話してくれる事もあります。
私はそのパターンで、電話をもらった時、泣きながら相談に乗ってもらった経緯があります。
誰にも言えず、1人で悩んで、どうしようもなく辛くて、未来が見えなくて、それでも産みたくて産みたくて毎日エコー写真を見ながら1人で泣いていました。
「産みたい」
「でも未婚の母の子として生まれてこの子は幸せなんだろうか」
「仕事、お金、父親の事・・・自分一人で育てられるだろうか」
「中絶したら二度とこの子には会う事ができない」
「後悔したくない」
いろんな想いが毎日頭を駆け巡り、泣く事しかできず、そんな自分が情けなくて辛くて誰にも相談できず毎日を送っていました。
その職員さんは私の気持ちに寄り添ってちゃんと話を聞いてくれて、不安で焦って冷静な判断ができなかった私に的確なアドバイスをしてくれて、今でも本当に感謝しています。
特別養子縁組(里親)などの制度を利用する
産みたいけど、どうしても育てられない場合に、特別養子縁組などの制度があります。
「田舎はそんな制度がない!」と思われがちですが、地方でも徐々にそういった制度が整ってきているので、一度自分の住んでいる地域の市役所を検索してみると意外と制度が整っている事もあります。
利用しなかったとしても、そういった制度がある、という安心感が得られ、落ち着いて今後について考える事ができるようになるので、まずは調べる事をおすすめします。
自分の生活が落ち着いて赤ちゃんを迎えられる状態になったら引き取る事ができる!
また、里親といっても、ずっと育ててもらうのではなく、一時的に預けて、自分が育てられる状態になったら迎えに行って一緒の生活を開始するという「短期里親」の制度もあります。
この他にもあなたにあった解決策を一緒に考えてくれます。
自分の状態と赤ちゃんの今後の人生をしっかり考えて、勇気を出して公共の機関に相談して下さい。