1歳半検診ってどんな事するの?【1歳半検診の前の準備と心構え】
カテゴリー:検診
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1歳半検診ってどんな事するの?
10ヶ月検診の後に行うのが1歳半検診です。
1歳半検診では今までの検診に加えて、脳の発達や障がいがないかなどをチェックします。
また、歯が生え揃ってきた時期なので歯科検診もあります。
虫歯がないか、食後の歯みがきはできているかなどを歯科衛生士さんが問診してくれます。
私は子どもの歯みがき(仕上げみがき)でかなり悩んでいたので1歳半検診で絶対相談しようと決めていました。
では1歳半検診の流れを見てみましょう。
持ち物
持ち物は今までの検診よりかなり減りました。
・母子手帳
・地域のアンケート及び記入シート
・マザーズバッグ(おむつは必ず持参)
10ヶ月検診ではバスタオルやミルク、哺乳瓶、お湯in水筒などなど…
かさばるし重いものも持参しなくてはならず、10ヶ月の赤ちゃんを抱っこしてこの大量の荷物を持っていくのは大変でした。
1歳半ともなると、哺乳瓶を卒業している子も多く、以前の検診より荷物の面ではかなり楽になりました。
受付
母子手帳と地域のアンケート及び記入シートを提出します。
アンケートと子どもの様子を記入する用紙はあらかじめ家で記入しておきましょう。
待ち時間(15~20分程度)
意外と待つのはこの後の脳の発達チェックに時間をかけるから。
待合室と検査する場所は一緒でした。
脳の発達チェック
名前を呼ばれたら保健士さんのいる机に荷物を持って移動します。
言葉のチェック
まずは言葉の発達チェック。
猫、靴、スプーンなど、日常生活で子どもが目にしやすい絵柄が数種類描かれたパネルを見ます。
保健士さんが「これなあに?」と一つずつ指差しで子どもに聞きます。
「スプーン」とちゃんと答えられなくても大丈夫みたいです。
「にゃんにゃん」「くっく」など、その絵柄が何を示しているかがわかればいいみたいです。
日常的に親が子どもに声かけを行なっているかが問われている気がして、「もっとちゃんと練習しておけば良かったー!!」と心の中で叫びました。笑
指先を使った作業(積み木)
次に小さめの積み木を積めるかのチェックです。
最初に3つの積み木を見せて、いくつ積めるかを見ます。
なかなか積み木に手を出さない時は、保健士さんが「積み木で遊ぼ~」と声かけしながらお手本を見せます。
「じゃあ次、◯◯ちゃんの番ね!」と言って積み木を渡されます。
できるかどうか、親がドキドキです。
無事、3つ詰めたら
「すごいね!じゃあもう一つできるかな?」
と4つ目の積み木を取り出しました。
「えー!そんなに積むの無理だよーー!」と私は心の中で叫びつつ、見守ります。
固唾を飲んで見守る中、小さい手で4つ目の積み木をそーっと乗せます。
「で、できたーー!!」(拍手喝采)
その後ニコニコでバチーンと積み木を弾き飛ばしてましたが、何とかできたには変わりない。
安心しながら「ありがとうございましたー」と次の部屋へ。
待ち時間&ママの悩み相談
おなじみ、「育児の悩みないですかー?」のやつです。
産後うつの時期は越えたので特にはなかったです。
3ヶ月検診の時にボロボロ泣きながら「寝る時間がないし外部との関わりがないから社会に置いてかれてそうで…」と相談してたのが懐かしい。。
身体測定
身長体重を測ります。
標準よりも大きい・小さいなどは最後の個別面談の時に伝えてもらえます。
歯科検診
以下の項目をチェックします。
・現時点で歯が何本生えているか
・虫歯がないか
・歯石がついてないか
・日頃きちんと歯を磨けているか
質問はありますか?と聞かれたので、
歯磨き粉は使った方がいいのか聞いてみました。
回答は以下のようなものでした。
「賛否両論ありますが、歯磨き粉を使うよりも、きちんと歯ブラシを当てて歯を磨く方がオススメです。
もしどうしても歯磨き粉を使いたいのであれば、つけないで歯を綺麗に磨いた後、歯磨き粉を歯に擦り付けてコーティングするイメージで使ってください。」
とにかくきちんと歯石を落とすのが最優先のようです。
お腹や股関節の様子
毎回当然のようにギャン泣きです。
はい、今回もギャン泣きで異常なしです。
歯磨きの指導
これは主に親に対して指導されます。
・歯磨きしないとどうなるか
・どの歯が1番虫歯になりやすいか
・それを踏まえた上での歯の磨き方
・歯磨きする時の押さえ方(暴れて逃げようとする場合)
・声かけ
・時間
【子どもを虫歯にしないための注意事項】
・口移し禁止
・大人が使用したお箸や食器は子どもには使用禁止
・ご飯を冷ます時のフーフー禁止
「子どもが泣こうが喚こうが暴れようが取り押さえてきちんと歯を磨くのは親の義務です!」
と歯科衛生士さんが言っていました…。
確かに虫歯になって治療で痛い思いさせる方がかわいそうですもんね…。
歯が生え始めた時から心を鬼にして、いやむしろ子どものために歯磨きしてあげましょう。
子どもの視野の狭さ確認
子どもの視野がどのくらい狭いかを体験できるゴーグルをつけます。
誤飲防止のために最低限必要な大きさ確認
コップのようなものを渡されます。
その中に入ってしまうものは誤飲する可能性があるものなので、子どもの手の届かないところに置くよう指導されます。
グループ面談(地域の仲間作り)
これは地域によっても違うと思うのですが、うちの地域は10人ずつくらいにグループ分けされて、情報共有や悩み相談などを保護者同士で話す時間がありました。
保健士さんが司会をしてくれて、名前、住んでいる地域、最近子どもができるようになったことを1人ずつ発表します。
その後、質問タイムでは疑問や悩みを他の保護者の方に聞くこともできます。
個別面談
子どもの身長、体重、歯の状態などを詳しく伝えてくれます。
一歳半検診の所要時間
所要時間は約1時間弱。
気になっていた方も多いかもしれませんが、
親が面談などを行う間、子どもは大人しく座っているだろうか…。
という不安がありました。
結果から言うと、その不安は全く必要ありませんでした!
保健士さんが保護者の数と同じくらいいて、親が話を聞いている間、子どもの面倒を見ていてくれます。
おもちゃもたくさん用意してくれていました。
手厚い!!
でもまぁそうですよね、じゃないと保健士さんの話なんてじっくり聞けませんもんね。
1歳児は0歳児と違って、とにかく動くししゃべるし奇声を上げる。
そんな子どもを見ながらの話って全く耳に入りませんからね。
1歳半検診が終わってからの感想
こんな感じで終了です。
今回も一仕事終えた~って感じです。
私は1歳半検診ってそんなに身構えていなかったのですが、人によっては積み木などは練習してから臨むそうなので、この記事が参考になれば嬉しいです。
あ、最後に、保健士さんに
「次回は3歳検診です。
3歳になる頃には必ずこの中で虫歯の子が出てきます。
必ず、います。
歯磨きはきちんとして下さい。
あと、日常的に声かけも行って下さい。」
と言われました(^^;)
ビビりつつも、特段異常もなく、無事に一歳半検診が終了してホッとしました。