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未成年の渡航同意書に関する条件のある国一覧
まずは渡航先の国が渡航同意書を求めているかを確認してみましょう。
【未成年の渡航同意書に関する条件のある国一覧】
https://www.jtb.co.jp/operate/jyoken/ovsform/minors.pdf
渡航同意書を作成する場合は時間に余裕を!
渡航先が上記の条件・国に当てはまる方は時間に余裕を持って渡航同意書を作成しましょう。
私が3歳の子供連れでイタリア旅行をする際にかなり確認に時間がかかったので、備忘録として私のケースをまとめておきます。
イタリア旅行のメンバー
私(シングルマザー、31歳)
子ども(男の子、3歳11ヶ月)
この2人でイタリア旅行してきました。
片親+子どもで海外旅行する場合は渡航同意書が必要
未成年の子供連れで海外旅行をする際に必要な【渡航同意書】。
両親が一緒の場合は不要ですが、片親だけで子どもと一緒に海外旅行する際には必要な国があります。
旅行先の国によって要件などが異なるため、必ず各国の大使館に連絡をしてください。
こちらの書類は確認に時間がかかったので、後回しにせず、まず最初に各国の大使館に問い合わせて欲しいものです。
(めんどくさいのですが…)
特に夏休みやお盆期間はアクセスが集中するのでなかなか電話が繋がりません。
「やっと繋がった…!」
と思ったら
「○○時〜○○時の間にかけ直してください。番号は○○とおっしゃってください。ガチャ!」
と切られたり…。
ここでくじけず、また電話してください!
いざ書類が必要!となり作成しに行ったら「書類完成が旅行日に間に合わない!」というトラブルもあるようです。
ホラーですよね…。
渡航同意書とセットで戸籍謄本(翻訳済み)が必要になる場合があるので、セットの書類作成期間を考慮して時間に余裕を持つ必要があります。
特に戸籍謄本の翻訳は1〜2週間程かかる場合があるようです。
どのくらい時間に余裕を持ったらいいの?
これは時期や状況によっても変わりますが、私がおすすめの期間は二ヶ月前です。
二ヶ月あれば大使館に電話を何度かかければ繋がるはずですし、書類作成も時間に余裕を持ってスムーズにできるでしょう。
「二ヶ月も前からは連絡するのが難しい」という場合は最低一ヶ月以上は余裕をみて連絡するのが無難です。
一ヶ月を切るとかなり焦ります。
ハラハラ・イライラしたくなければ早めの行動を心がけましょう。
渡航同意書の作成が間に合わなかったらどうなるの?
これはあまり考えたくないのですが…。
国によっては入国できなかったり入国審査でかなり足止めくらったり、となります。
最悪、旅行プランが全て白紙になり、全額返金不可となる場合が考えられます…。
くれぐれもお時間に余裕を持って大使館への確認をしましょう。
私の場合
私の場合は片親で子供連れだったので、旅行代理店さんに「渡航同意書が必要かも」と言われイタリア大使館に電話確認しました。
結論から言うと渡航同意書は持参しなかったです。
なぜかというと、そもそも未婚のシングルマザーなので【同意を得る相手がいない】【私以外の戸籍に子どもの戸籍がない】ということです。
ただし、イタリア大使館からは
「基本的には今回のケースでは渡航同意書の携行は必須ではない(そもそも作成できない)ですが、万が一のトラブルがあった場合には戸籍謄本があれば親子関係を証明できるので安心です。しかしながらそこまでする必要があるかどうかは…こちらでは何とも言えないのでご自身でご判断ください」
といった何ともふんわりした回答。
つまり、渡航同意書は必須じゃないけど万が一のトラブル時は戸籍謄本があった方が安心かもね!
みたいな感じでした。
でもまぁ電話のニュアンスから読み取るに必要なさそうだなーと思ったので持参しませんでした。
今回の私のケースでは自己判断により持参しなかっただけなので、必ず大使館に確認の電話連絡を行なってください。
渡航同意書ってそもそもなぜ必要なの?
これは海外で横行している
・国際的な子どもの連れ去り(人身売買など)
・離婚調停中の片親による子どもの奪取
などが原因です。
そのため
【自分と子どもの親子関係】と【自分以外の親の同意】
の両方を証明する書類が渡航同意書です。
渡航同意書が必要かどうかは大使館に電話確認を!
片親+子どもで海外旅行へ行く方は時間に余裕を持って大使館へ連絡しましょう。
渡航同意書が必要な場合と、私のように必要ないけど戸籍謄本等の書類があった方が安心な場合があります。
自己判断せず、大使館への電話確認を忘れずに行いましょう。