【夜間断乳・断ミのやり方まとめ】もう限界…夜泣きが辛くなったら夜間断乳!
カテゴリー:断乳
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断乳と卒乳の違い
断乳と卒乳はどう違うの?と疑問に思った方も多い事でしょう。
まずはそれぞれの特徴からご説明します。
卒乳とは
卒乳は赤ちゃんもお母さんも自然と授乳を必要としなくなる事です。
赤ちゃんのタイミングで授乳をやめる事ができるので無理がなく、赤ちゃんの心や身体に負担がかかりにくいというメリットがあります。
断乳とは
断乳は主にお母さんの都合で授乳をやめる事が多いです。
仕事復帰のためや夜間の夜泣き対策など、その理由は様々です。
断乳はいきなり思いつきで始めるとお母さんと赤ちゃんの心身ともに負担になりますので、断乳するのであれば計画的に事前準備をしっかりとした上で始めて下さい。
今回はその断乳のやり方をご紹介します。
いつから始めるのか
まずは「いつから始めるのか」を決めます。
1ヶ月くらい前から準備しておきたいので、今7月だとしたら8月以降を予定しておくといいですね。
あと断乳の間は夜中に赤ちゃんが泣いてもおっぱいをあげられないので赤ちゃんは泣き続ける事になります。
お母さんはもちろん眠れない可能性が高いです。
全く寝られなくてもいい!というくらいの心持ちで臨んで欲しいので、仕事をしているお母さんは3日くらい連続で休める日を選ぶのをおすすめします。
おっぱい・ミルクに代わる寝かしつけ方法を決める
日程が決まったら次は、おっぱいに代わる寝かしつけの方法を決めます。
おっぱいで今まで眠りについていたのに、いきなり授乳をやめてしまうと赤ちゃんは何が何だかわかりません。
代わりの寝かしつけ方法に慣れるまでの期間、おっぱいと併用して寝かしつけましょう。
抱っこ、絵本の読み聞かせ、子守唄、あと最近はミニプラネタリウムなんてのも寝かしつけの道具として使われているそうです。
私が幼い頃、寝る前に必ず母に絵本を読んでもらった記憶があるので、我が家はおっぱいの代わりに絵本を読み聞かせる事にしました。
(以下、代わりの寝かしつけ方法を絵本として話を進めます。)
絵本を読む場合は、いろんな絵本ではなく同じ絵本を毎日読む方がいいです。
そうする事で赤ちゃんは「この絵本を読み終わったら寝るんだ」と認識ができます。
また、入眠グッズを与えてあげるのもいいですね。
決めた寝かしつけ方法を取り入れる
次に、新しい寝かしつけ方法(絵本の読み聞かせ)を1ヶ月以上前から寝る前の儀式として授乳の前に取り入れます。
最初はなかなかうまくいかないかもしれません。
1ヶ月かけて徐々に「寝る前に絵本を読むんだ」と認識させていきます。
ただいきなり読み始めるのではなく声かけも一緒にします。
まず読み始める前に、赤ちゃんに「もうねんねの時間だから絵本読むよ」とか「夜だからねんねしようか」と声をかけます。
それから読み始めましょう。
この時の部屋は静かな状態にして電気も少し暗くしておきましょう。
授乳カウントダウン
断乳決行のその日まで、「あと●●日でおっぱいとバイバイだよ」と赤ちゃんに声かけします。
こんなに小さくても、何もわかっていないと思っても、意外と伝わります。
しっかりカウントダウンで教えてあげましょう。
断乳決行の日(日中)
ついにその日がやってきました。
実は日中から勝負は始まっています。
夜ぐっすり寝てくれるように、離乳食はしっかり食べさせ、外遊びや室内でのハイハイなどで疲れさせます。
夏はプール遊びなども体力を使うのでいいですね。
雨の日は外遊びができない分、部屋で存分に遊ばせる必要があります。
断乳決行の日(夜)
とにかく赤ちゃんは泣き続けますが、赤ちゃんとお母さんの根比べです。
心を鬼にして絶対おっぱいはあげない、と決めて寝かしつけしましょう。
ここでかわいそうだからとおっぱいをあげてしまうと今までの苦労が水の泡です。
…と言いながら実は私は一度断乳に失敗しています。
その時は赤ちゃんが2時間泣き続け、顔が真っ赤でゼーゼー言っていて泣きすぎてうまく呼吸できていない状態でした。
かわいそうで耐えられず、私も泣きながら初日で授乳してしまいました。
申し訳なくて情けなくて「ごめんね」と謝りながら。
頭では断乳の方法がわかっていてもその当事者にならないとわからない事もありますよね。
失敗してしまった場合は次の日にまた断乳しようとせず、1ヶ月以上期間を空けて下さい。
赤ちゃんは泣き続ければおっぱいがもらえる!と学習してしまったので、次の日もその次の日も泣いておっぱいを欲しがります。
1ヶ月以上あければまた断乳にチャレンジする事ができます。
さて、気を取り直して続きを書きます。
準備するもの
(絵本など)
・麦茶や白湯
(マグマグなどに入れる)
・お母さんの気合い
これがあればあとは一番辛い初日を乗り切るのみです。
3日間は赤ちゃんが泣き続ける事が多いですが、それを過ぎればかなり楽になります。
その後は今までの夜泣きが嘘のように夜通しぐっすり寝てくれる赤ちゃんもいます。
まず初日を乗り切りましょう。
断乳決行の日(夜中)
わかってはいたけど、おっぱいがないので赤ちゃんはとにかく泣きます。
赤ちゃんが泣き止まない時は本当に挫けそうになりますよね。
慌てず騒がず、まずは背中トントンで寝かしつけ。
夜中に起きた時は抱っこすると目が覚めてしまう事があるので、できるだけ背中トントンや背中をさするなどして寝かしつけしましょう。
喉が渇いているかもしれないので準備しておいた麦茶などの飲み物をあげてもいいですね。
泣き止まない!
「いろいろ手を尽くしたけど、全然泣き止まない!」
という時は、思い切って何もせず見守りましょう。
まとめ
1日目を乗り切れば、2日目以降は同じ要領です。
1日目よりも楽になっているはずです。
お母さんも辛いですが赤ちゃんは生まれて初めてのおっぱいなしのねんねに戸惑っています。
しっかりリードしてあげたいですね。
夜間断乳が成功すれば、その先にはお母さんにも赤ちゃんにもいい事がたくさん待っています。
赤ちゃんが夜ぐっすり寝てくれれば、日中赤ちゃんはよりたくさん遊べるようになるし、お母さんは夜中に何度も授乳で起きなくてもいい。
それに夜中に赤ちゃんが何度も大泣きすると近所迷惑ではないかという心配がありますが、夜間断乳が終わればそれも解消されます。
最初は大変ですが、頑張って下さい!