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2歳から参加できるストライダーカップ。
子どもが2歳になったら絶対に出場させようと思っていました。
私は運動神経にはまあまあ自信があるので、自分の子どももそれはもう運動神経が良いだろうと謎の過信の元、意気揚々とストライダー大会へ申し込みをしました。
ストライダーの大会には事前申し込みが必要
子どもの大会だし、その日にその場で「参加したいです」と言えば誰でも参加可能なのかと思っていましたが、ネットでの事前申し込みが必須でした。
しかもこれがかなり人気で(特に男の子部門)、出場したい大会には申し込み開始したらすぐに申し込まないと枠が埋まってしまうこともしばしば。
今回参加したいと思った大会はネット予約のみで申し込み手順が多く、フォームがわかりにくかったのもあり途中で何度か諦めかけました…。
それでも何とか申し込みが完了。
参加費は大会ごとに金額が違うようですが、今回は1500円でした。
あとは大会当日へ向けて練習あるのみです!
ストライダーをお持ちでない方はこちら
【ストライダー】
我が家がよく行くはらっパーク宮代ではストライダーのレンタルもしていますが、やはりどこでもいつでも練習できるようストライダーを購入するのがお勧めです。
子どもとしても「自分専用のストライダー!」というのが嬉しいようです。
【ヘルメット】
ヘルメットの装着も忘れずに。
これも子どもに自分で選ばせてあげるとかなりテンションが上がります。
【プロテクター】
プロテクターは普段の練習から着用することで徐々に慣れていきます。
ストライダーで練習の日々(?)
さあこれから練習!
というところで私の画家の仕事の納品日が近づいてきて仕上げ作業が始まってしまったり、私がインフルエンザにかかってしまったり、子どもが風邪をひいてしまったりといろいろあり、数回練習してほぼぶっつけ本番のような形になってしまいました。
ストライダー大会当日
初めての大会は埼玉県にある「はらっパーク宮代」で「ストライダー・ドラ盾大会(男女別)」が開催されました。
本部はテントが張られ、スタッフが10人くらいいました。
1番驚いたのが、実況の人(司会者)がいる事。
ハイテンションのマイクパフォーマンスで大会を大いに盛り上げてくれました!
大会前のウォーミングアップ
大会前には実際のコースで練習をする事ができます。
練習風景で驚いたのが、みんなめっちゃ速い事…。
うちの子はマイペースに「みんな速いね~!シューって行っちゃったよ~!」とか言ってました。
君もシューって行ってくれ。
頼むから。
出番まで待機
うちの子の出番は3番目。
それまでは他の子の走りを見て学んでくれーと思ってましたが、ここでもマイペース発揮。
「あっトラックいた!おかーしゃんトラックトラックトラック!!」
ストライダーよりトラックのが気になったようです。
まるで他の子の走りを見ていない。
不安しかない。
いよいよ出番!
私はやる気満々で「競争するんだよ!速く走るんだよ!」と子どもに言いましたが
当の本人は
「はやくしゅるとあぶないからきょーそーしないよ☆」
との事。
斬新な発想すぎて私絶句。
『出番の方はスタート位置でくじ引きを引いて下さいー!』
響き渡るアナウンス。
本人はまたトラックを見つけて喜んでいる模様。
もう後には引けない。
いざ、初めての大会へ。
親の応援の熱気がすごい
結果から言うと、ぶっちぎりのビリでした。
まぁ当然と言えば当然ですね。
トップ争いの子達は親達の声援を浴びながらめっちゃ速く駆け抜けて行きました。
いわゆるガチ勢です。
お母さん、お父さん、おじいちゃんらへんが鬼の形相で怒鳴っている(ように私には見えた)。
特にガチ勢のお母さんが怖かった…。
ここまでやらないと表彰台は狙えない、厳しい世界を目の当たりにしました。
うちの子はというと、ガチ勢を尻目にあくまでマイペース。
「ちゅかれちゃった~」
いやまだコースの半分も走ってないから!
というか最初から走ってないけど!
実況の人が
「スーパーマイペースだー!頑張れー!あっストライダーを降りてしまったぁ!お散歩をしている!抱っこを要求しているぅ!」
って言ってたのが笑えた。
いや笑ってる場合じゃないですねすみません。
こんなガチな大会とは思わず出場してすみません。
最後はストライダーから降りて歩いてゴールイン。
ストライダーの大会は奥が深い。
出番終了…と思いきや敗者復活戦!
待ち時間はかなり長かったけど、出番はあっさり終了。
まぁあとはゆっくりしようかとテントでおやつを食べようとしたその時。
『敗者復活戦を行いますのでスタート位置に並んでくださいー!』
敗者復活戦もあるのね!
まぁまたビリだとは思うけどせっかくなので参加する事に。
『スタート!』
スタートダッシュでは出遅れ。
(まぁ当然ですが)
でも今度は半周過ぎた辺りでもストライダーを降りない!
抱っこも要求しない!!
頑張ってる…!!
最後までノロノロ走行だったけど今度は何とかストライダーに乗ったままゴールイン!!
ぶっちぎりのビリでしたが、親としては感涙もの。
最後までストライダーのままゴールできた息子の成長に感動する私。
早くテントでおやつを食べたい息子。
遅れている進行を取り戻したい司会者。
三者三様の想いが交差する敗者復活戦となりました。
表彰
1位~3位までが表彰されます。
ドラ盾大会というだけあって、ドラえもんがモチーフの立派な楯とお菓子詰め合わせセットでした。
表彰された子ども達は誇らしげで少し照れくさそうで、とても輝いていました。
※ビリだけど勝手に登って「ありがとごじゃいましゅ」と言っている人。
大会は大人も子どもも一緒に成長できる
子どもはこの1日で大きく成長する事ができました。
参加する子どもだけでなく親や兄弟姉妹、友達同士、盛り上がって楽しんで、笑いあり涙ありの1日でした。
私自身もすごく貴重な体験をさせてもらえたなと思いました。
また、子どもの成長の場や輝ける場を作ってあげるのも大人の役目なのかもしれないなぁと思いました。
今回はいろいろ勉強できたので次は競争に参加できるくらい練習して大会に臨みたいと思います!