母乳が出ない・出にくい時におすすめの対策5選!
カテゴリー:おっぱいトラブル
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母乳が出ないのは自分のせい?辛くて泣ける・・・。
母乳が出なくて赤ちゃんが泣く。
泣いている赤ちゃんを見ているとかわいそうでこっちも泣けてきます。
「母乳が出ないのは自分のせいではないか?」
と自分自身を責めてしまってはいませんか?
「母乳をあげずにミルクをあげるなんて赤ちゃんがかわいそう」
そんな心ない周りの声に傷ついていませんか?
母乳が出ない・出にくい時は悩んでしまいますよね。
「母乳が出ない・出にくい時におすすめの対策5選」をご紹介する前に伝えておきたい事があります。
母乳が出ないのはお母さんのせいでもないし、母乳をあげずにミルクをあげても赤ちゃんは全然かわいそうではありません。
母乳が全く出ない人は全体の5%程いるそうです。
出ないものは出ないのです。
それから現在世に出回っているミルクは昔と違って必要な栄養素がきちんと含まれています。
もし努力してもどうしても母乳が出ない!という場合ミルクを飲ませたっていいのです。
子どもはきちんと育ちます。
「おっぱいが出ない/量が足りない」という悩みは4割以上の方が抱えている問題です。
しかし母乳だけで育児をされている方や、産後1ヶ月以内に母乳が出たという方も多く、特に授乳初期に多くの方が悩まれるようです。
原因は様々ですが、揚げ物や甘いものの食べ過ぎで乳腺炎になったり、産後の忙しさでバランスの取れた食事を取れず貧血状態だったり身体が冷えて血行不良だったりします。
以上の事を踏まえて、以下の記事を読んで下さい。
どうすれば母乳の出が良くなるのかをわかりやすくまとめました。
実際に私が飲んで母乳の出が良くなったおすすめのハーブティーも記事の最後にご紹介します!
母乳の出をよくする対策
お風呂でゆっくり湯船につかる
血行不良が原因で母乳が出ない場合、お風呂でシャワーだけではなく湯船にもつかって身体をあたためましょう。
お湯につかる事によって体温が上がり、全身の血のめぐりが良くなります。
母乳は血液から作られているので、全身の血のめぐりが良くなる事で身体の中で母乳が作られやすくなります。
赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのもいいですが、たまにはリラックスしてゆっくりできるよう、赤ちゃんを旦那さんに見てもらったり、赤ちゃんを寝かしつけた後に一人でゆっくりとお風呂につかる時間を作ってもいいですね。
乳児のお世話をしながらゆっくりお風呂はハードルが高い場合は、少しだけでもいいので湯船につかるように心がけましょう。
※産後すぐの場合、傷口が痛む時は無理に湯船につからないようにしましょう!
血行が良くなるよう温かい服装にする
靴下や腹巻、ホットパンツなどで冷えやすい体の末端や下腹部を温めるグッズを使いましょう!
上述したように、全身の血のめぐりが良くなると母乳が出やすくなります。
また、下着のサイズが合っていないと乳房付近を締め付けてしまい、血行が悪くなって母乳が詰まりやすくなります。
産後は母乳を作るためにワンサイズバストアップします。
きちんと産後の胸のサイズに合った授乳用下着を選ぶようにしましょう。
産後の食生活を見直す
多くの血液を母乳に変えるため、産後は貧血になりやすいです。
貧血を防止するために鉄分が多く含まれているほうれん草などの緑黄色野菜や牛肉などを積極的に食べる事で対処できます。
あまり知られていませんが、鉄分が不足するとのどが渇きやすくなります。
赤ちゃんのお世話に夢中で自分の事を後回しにしがちですが、水分だけはこまめに摂りましょう!
常温の水やミネラル成分が豊富な麦茶などが身体を冷やし過ぎずオススメです。
また、生クリームや脂っこいものは母乳が詰まる原因になるケースがあります。
できるだけ授乳期間には生クリームや脂っこいものを避けて和食中心の食生活にしましょう。
産後ストレスを解消する
慣れない育児、特に夜中の授乳で慢性的な睡眠不足になっていると疲れが溜まります。
それが産後のイライラや不安の元になって、酷くなると産後うつを発症します。
すると全身が凝り固まって母乳が出ないという悪循環が起こりやすくなります。
家事なんてやらなくてもいいんです。
赤ちゃんがお昼寝したら一緒に寝て下さい。
完璧な栄養を考えた食事じゃなくてもいいんです。
自分の食事を抜かずに赤ちゃんのお世話の合間にパンだけでも食べて下さい。
スッピンでもいいんです。
天気のいい日は買い物ついでに散歩に出かけてもいいですね。
などなど、疲れやストレスを溜めないように気を付けましょう!
母乳は出ているのに赤ちゃんが上手に吸えていないだけというパターン
母乳は出ているのに赤ちゃんが上手に吸えていないだけというケースもあります。
まさに私はこのパターンだったのですが、その時はメデラのコンタクトニップルシールドを使って解決しました。
私は産院でおすすめされて、入院中産院のを借りて使っていたんですが、退院後すぐに購入しました。
これホントに神商品です。
それから、授乳の時の抱っこの角度をちょっとずつ変えてみて、赤ちゃんの吸いやすい角度を探すといいですよ。
授乳クッションを使うと腕の負担が軽減されます。
私は授乳クッション+毛布で高さを調整してちょうどいい高さにして授乳していました。
それでも赤ちゃんの吸い方がなかなかうまくならない、吸う力が弱いなど場合は、お母さんが悪いわけでも赤ちゃんが悪いわけでもありません。
母乳外来へ行って相談してみると解決の糸口が見つかるかもしれません。
母乳マッサージ(おっぱいマッサージ)や搾乳をする
乳腺炎が原因で母乳が詰まって出にくい場合は、母乳マッサージを行って母乳を出しましょう。
症状がひどい方は母乳外来でおっぱいマッサージをしてもらうのがおすすめです。
出産した産院で母乳マッサージの講座を受けられるところも多いです。
相談してみましょう。
力加減やマッサージ方法などはコツがあります。
プロの母乳マッサージ(おっぱいマッサージ)を受けると信じられない量の母乳が出る事があります。
また、赤ちゃんがどうしても母乳をうまく飲めない・飲まない場合は、搾乳して母乳を出すことが大切です。
母乳がどんどん身体の中で作られているにもかかわらず、外に出せない状態が続くと乳腺炎の悪化や熱が出る事があります。
手で搾る事もできますが、かなり力が必要なので、搾乳器を使って搾乳するのをおすすめします。
熱い紅茶で身体を芯から温める
母乳の出がよくなるといわれるたんぽぽ茶などのハーブティなどを選ぶといいでしょう。
私がおすすめするのは「オーガニックフルーツインフュージョン クランベリー&ラズベリー」というハーブティー。
ノンカフェインなので時間を気にせずいつでも飲めるのが魅力です。
甘酸っぱい香りがふわーっと広がり、身体を温めるだけではなくリラックス効果もあります。
私は産前からこれを飲んでいてものすごくお気に入りです!
ノンカフェイン・カフェインレスのコーヒーとか紅茶ってあまりおいしくないものも多いんですが、これは味も風味も濃厚で美味しいんです。
産院でも飲んでいて、看護師さんに「このお部屋はいつもいい香りがしますね~^^」って言われていました。
いろんなハーブティーがあるので、好きな味や香りのものを探すのも楽しいですよ!